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ネガポジ

『知る』という経験があるとして、
それをまた自分の知識の一部が増えた、と完全ポジティプ、プラスに捉える人と、
いやいや、まだこれは物事の本質、答えのたった一面かもしれない、と疑いつつ受け取る人とでは
同じ地球という星に住んでいても、もう違う次元の世界に生きているということではないか、と最近よく考える。

どちらが素敵、ということはなくて
人間、皆、時と場合と分野によってこういう選択が混じり混じった存在なのであろう。

自信がない、不安だ、と感じ過ぎてしょっちゅう自己嫌悪に陥る人もいるだろうが、それはひっくり返せば成長の機会を捉えるのが上手過ぎて、、とも言える。
傷付きやすい人は、他の人より多面的に物事を見ることが出来る可能性を持っていて、より真実の姿に近い場所にいられる可能性があるのかもしれない。

そう考えれば、ネガティブというのは損をしているわけではなく、だいぶんと豊かな人生を送っているというわけだ。
時に引っかかる不躾な言葉などにも、怒りも沸いてこない。はず。


皆んな、自分の課題、テーマがあって
それを解くためにまさに一生懸命、なのだ。