
オススメ度10点★★★★★(10点満点中)
トランプ政権でアメリカ副大統領を務めるJ.D.ヴァンス氏の主に子ども時代から社会に出るまでの自伝であります。
アメリカに興味のある人、今、世界で何が起きているのか、を知りたい人は読んでおいて損は無いと思います。
内容は、ローラ・インガルス著の「大草原の小さな家」シリーズの生き生きさと、フランスのジュウル・ルナールの書いた暗い「にんじん」物語を混ぜ合わせたような印象です。
貧困・暴力などこの厳しい環境を生き抜いた人が、今、ホワイトハウスに居てくれることは、大富豪のD.トランプが大統領になったことと同じくらい奇跡だと思うし、アメリカ人や世界の人々にとっては天啓。幸運だと思う。どれだけ恵まれているか!!
そして、このJ.D.ヴァンスを副大統領に選んだD.トランプは本当に器が大き過ぎる。凄い人だなと思う。
何でも持っている人と何も持ってなかった人が同じ部屋で仕事をしている、という現実が超面白い。
何でも持っているということは、何も持っていないと同義語かもしれないけれども、何も持っていない人など本当はいない。
ロバート・F.ケネディ.Jr保健福祉長官や、マルコ・ルビオ国務長官、カシュ・パテルFBI長官など、次から次へと面白そうな才能ある人材が溢れていて、アメリカが羨ましい。
日本でもこういう人が、世の中を動かしていくんだと思いたい。
人材よ!求む。
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