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牛伏寺

松本から帰ってきました。

写真は先日連れていってもらった牛伏寺の池です。散水中の霧の中に綺麗に虹が出ていたのと、池の鯉のコラボ。

いいお寺だなぁーとゆったり廻って、護符とか見て、さあ帰ろうかな、という時に、お寺の方が出ていらっしゃって、
未来の跡継ぎさんであろう小さな子どもさんが、誰に何を言われずとも、奥に入ってサーっと冷たいお茶とお菓子をサービスしてくれたのにも感激したんだけれども、そのうちに散歩から帰ってきたらしいお父さん(副住職)が、お寺の奥院をわざわざ開けてくださって、古い仏像、神像を案内して下さいました。


なかでも一体、その踵の上げ具合と股関節の開き具合、腹筋力が尋常ではない神像があって、そのお寺では一番古く、1200年ほど前のもの、と仰っておられましたが、その力強さ、強烈なエネルギーが脳裏から離れない。

その木像は、手足が初めは有ったんだけれど、今は無い。
何故かというと、雨乞いのために地面の上で引き摺り回されて、神様を怒らせることによって、雨を降らせようという神事のため。役行者、山伏にも関係していると仰っていた。


何しろ、私はスポーツでも演奏でもフォームを見るのが趣味みたいなものだから、こりゃあ凄い姿勢だぞ!と吃驚したのです。インドに全部ヨガのポーズみたいなので出来ている伝統舞踏があるのだけれど、それを思い出しました。

やっぱり、ここまで鍛えんとムリやな、とちょっとやる気になっている。あはは。

インスピレーション、感謝。