響きあう

もし、全ての音を本気で平等に扱ったとしたら、
音楽はぺったんこ。
コンピュータで演奏したようになる。イマドキのコンピュータはもっとずっと賢いのかもしれないけれど。
とにかく私が思う美しい音楽は成り立たない。

それぞれの音の個性を活かしきってこそ、豊かな陰影、美しい音楽の世界が成り立つ。

生徒さんたちにはよく、全ての音に同じ権利を!なんて必要ない。共産主義、断固反対!とか言って笑われている。

友だちが面白い言葉を送ってくれた。


宇宙には善悪あらゆるもののあるゆえに、
調和させながら練り上げながら個々に進化させ、繋ぎおうて和す喜びを皆々に与えているのだ。だから長い長い時間が懸かっているのだ、と。

御神託のような言葉。


音だけじゃなく、
人の世界も同じなのかもしれない。

わたしは同じような響きのする人たち、
共鳴する人ばかりを周りに集めがちだけれども、

全く違う響きをする人も必要だし、
鳴らない人も必要。
例えば悪人であったとしても
学びのためには必要な人なんだな、と。


アトリエの門出に必要な言葉が降ってきました。