和歌山・新宮ツアーから帰ってきました。
ツアー、といっても父と二人旅ですが、父の故郷でもある地に帰るのは
毎年とてもリフレッシュされる行事となっています。
新宮でのチャリティーコンサートも第5回を迎えました。
ちょうど、母が亡くなった年から始めたので、5回忌です。
この時期の出来事でしたので、なんとなくこの新宮ツアーは、そういう慰霊の意味も感じます。
といっても、毎日のように母のことは思うし、呼べば自分の中に母がいるのは知っているので
慰霊とか、偲ぶとかは、そんな特別な行為でもないのですけれど。
そういう事情を含め、全部を知って
温かく迎えて下さる新宮のお客様(お客様というのは失礼かもしれない。大事な聴き手という役を引き受けて下さる方々)の前では
いつもいつも、次のステップへのきっかけ、新しい扉を開けることを後押ししていただいている気持ちになります。
新宮までの道のりは
車で険しい山々を抜けていく道なのですけれど
この時期、サイクリングで旅をする人もたくさん見かけました。老若男女問わず。
自転車の旅は、一度計画を立てて走り出してしまうと、旅を終えるまで途中で放り出すわけにもいかず
険しい坂道も自分の足で漕ぎ続けないといけないから、凄いなぁ、根性あるなぁ。絶対うちにはムリ〜!!!
と思って眺めていたけれど、
結局は自分の音楽も山を登っているようなもので、途中で投げ出すわけにはいかない。
とことんまで行ってみるしかない。
背中にバチっと気合を入れてもらったような気がします。
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