とてもショックで哀しいニュースが次々飛び込んできている。
皆さまもニュースなどでご存知かもしれませんが
ネパールで現政権に対する不満を表明するデモから、事態が暴力的になり、政治家はヘリコプターで逃げ出し、議会の建物は焼かれ、金持ちが所有する建物などが焼かれている。死人も出て、略奪の様子も動画で見た。
数週間前にネパールの高官、政治家の子どもたちなどの豪華な生活ぶりがSNSでZ世代に大炎上したのをきっかけに、そのSNSなどを政府が全面禁止、止めてしまおうと政治家が画策し、それに反対するデモがきっかけになっている。
ネパールは地理的にも、中国とインドの隣だし、もう随分昔から政治的にも板ばさみだ。王制は終わり、現在は連邦民主共和国、という形をとっている。(それが今回ひっくり返そうとされているのだが)
マオイスト(毛沢東主義者)は確実に貧しい地域に拠点を拡げ、今から8年ほど前に選挙で公式に毛派が政権入りしました。
そして、そのままで揉め事のエネルギーは収まらない。
2年ほど前に、ヴィクトリア・ヌーランド(ブッシュ、オバマ時代からウクライナ戦争へ突入への工作、種を撒いていた人物)がネパールやインドネシアを訪れている。
さあ、アメリカと中国、あんたの国はどっちを選ぶんだ?と。
この時から、今回のデモきっかけの騒動のタネは仕込まれているのだ。
トランプが最近廃止した USAIDだけれども、これまでネパールの教育に8500万ドル(125億以上)も突っ込んでいるらしい。貧しい国に巨額のお金は恐ろしい力を持つ。
今回はただのデモでは無い。
アジアでのカラー革命が起こってしまうのかもしれない。
ネパールには行ったこともないし、
特に行きたいとも思ってはいないけれども
10年ほどだけれども、OKバジ、垣見一雅さんを応援してきて、
人々の素朴な生活や愛情に触れ、一方的に桃源郷のようなイメージを持っていたので、非常に残念だ。
誰かの思惑に乗せられて、大切なものを失って欲しくはない。
ネパールにはブッダの生まれたルンビニの地がある。
仏様。どうぞネパールをお護りください。
もうこの先、どうなってしまうのかは分からないけれども
縁のあったネパールの人たち、子どもたち、女性たち、
みんなが傷ついていないことを願ってます。
平和でないと音楽なんて出来ない。
意見は多少違っても共有、共存。
簡単なことに見えて、なぜこんなに難しいのか。
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